DHL Express：仁川ゲートウエーを拡張
DHL Expressはこのほど、韓国・仁川空港のゲートウエーの本格運用を開始したと発表した。
同社は韓国の海外貿易の増加やアジア太平洋諸国との航空輸出入貨物の増加に対応するため、2019年に1億3100万ユーロ（1750億ウォン）を投じて同ゲートウエーの拡張計画を進めていた。
面積は従来の1万9946m2から5万9248m2に拡大し、貨物処理能力も3.5倍以上に向上し、1時間あたり2万8400個の貨物処理が可能となる。
また、庫内設備では、大量の荷物の規格や安全性の検査のため、全長5.5kmのベルトコンベアと19台の自動X線検査機が設置されているほか、完全自動化された仕分け・ハンドリングシステムを採用し、1時間に1万個以上の小荷物を仕分けることができる。