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DHL:F1機材輸送でのCO2排出量を平均83%削減

DHLは9月19日、2023年FIAフォーミュラ1(F1)の欧州戦から新たに導入したバイオ燃料トラック車両により、従来使用していたディーゼルエンジントラックと比較して、二酸化炭素(CO2)排出量を平均83%削減したと発表した。

欧州で開催された9ラウンドにおいて、HVO100ドロップイン燃料(水素化植物油燃料)を使用した全18台の新型トラックにより、約1万600km/1レースあたり平均300トンの貨物輸送を行ったもの。

DHLでは、「バイオ燃料トラックは積載量や走行距離においてディーゼル車と同レベルの性能を維持している。DHL保有のトラックはすべてGPSを搭載しており、燃料消費量をモニターし、ルート最適化による効率性の向上を実現している」としている。