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DHL Express:CO2の排出削減輸送サービスを日本導入

DHL Expressは7月12日、持続可能な航空燃料(SAF)を活用し、顧客の貨物輸送に伴うCO2排出量を削減(インセット)する“GoGreen Plus”サービスを日本で本格導入すると発表した。

DHL Expressはことし2月、bp社およびNeste社との提携により、世界各地のハブでSAF供給が可能となったことから同サービスを開始したが、今回、サービス対象に日本を追加したもの。

サービスは、契約アカウントでの輸送に伴うCO2排出量を30%削減する「GoGreen Plus-ベーシック」、契約アカウントでの輸送に伴うCO2排出量削減度合い(10〜100%)のカスタマイズできる「GoGreen Plus-カーボンリデュース」の2サービスをラインアップする。

インセットはオフセットとは異なり、事業活動に直接関連する排出量を削減する取り組みとなっており、Science Based Targetsイニシアチブのもとで炭素削減の取り組みとして認定される。

顧客は、両サービスを利用することで、希望の排出量削減度合い、証明書や排出量削減を確認できるカーボンフットプリントレポートの有無など、ニーズに合わせて選択が可能になる。

なお、ことし5月からMyDHL+ウェブサイト(DHLの発送用オンラインツール)で選択可能となっていた「GoGreen Plus」(貨物毎選択モデル)は、引き続きMyDHL+発送時に、貨物単位のオプショナルサービスとして選択できる。