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国交省:航空燃料不足でフォローアップ検討会を開催

国土交通省は、インバウンド需要が急回復する中、外国航空会社の新規就航等において航空燃料の供給ができない事態が全国各地で生じたことから、経済産業省資源エネルギー庁と合同で「航空燃料供給不足への対応に向けた官民タスクフォース」を設置し、このほど行動計画のフォローアップ検討会を開催した。

前回の検討会開催後、石油元売り会社や商社の取り組みで、週200便以上の燃料供給のめどがたったが、インバウンド需要の急激な増加により、さらなる就航・増便の要請があり、現時点で就航・増便に至らない事例が週63便あり、航空燃料の安定的な供給に向け引き続き関係者と取り組むとした。

今後の計画として、①人手不足等により長期化している製油所の定期修繕時に他製油所で必要分を増産する、②製油所から空港へのローリー直送を増加する、③内航船への転用等による輸送力を強化する、④給油事業者の人材確保および育成の取り組みを強化する-などを行うとしている。

SPACE 航空貨物ニュース by The Japan Press.Ltd.社 より抜粋