羽田空港:SAF供給に向けた基本合意書を締結
日本空港ビルデングはこのほど、ユーグレナと羽田空港におけるエアラインに対するSAF(持続可能な航空燃料)供給・販売の事業化に向け、サプライチェーン構築を共同検討する基本合意書を締結した。
両社では基本合意に基づき、SAFを羽田空港で供給するためのサプライチェーン構築ならびにエアラインに対するSAF供給・販売事業化の検討を行う予定。
日本政府は「国内における2030年のSAF供給目標量を航空燃料消費量の10%」とする方針を示しており、これを羽田空港に当てはめると年間22万㎘のSAFが必要となる計算。
今後両社で協力し、日本拠点でのSAF供給を希望するエアラインに対して必要量の23%に相当する最大5万㎘のSAFを供給できる体制の構築を目指す。さらに日本空港ビルデングは、ユーグレナが発行する第1回無担保普通社債(グリーンボンド)を引き受けることを決定した。
SPACE 航空貨物ニュース by The Japan Press.Ltd.社 より抜粋